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長期修繕計画は必要?概要や周期の目安などを徹底解説

長期修繕計画は必要?概要や周期の目安などを徹底解説

マンションや集合住宅の管理において、長期修繕計画は欠かせない要素です。国土交通省が提示する「長期修繕計画作成ガイドライン」をもとに、各物件の特性や状況に合わせた計画を策定することが推奨されています。では、長期修繕計画の目的や内容、注意点について詳しく見ていきましょう。   1. 長期修繕計画の目的 長期修繕計画の主な目的は、マンションや集合住宅の適切な維持管理を確保することです。具体的な目的は以下の通りです。 将来の修繕工事と費用の予測: 長期的な視点で、建物や設備の修繕工事が必要な時期とその費用を予測し、備えること。 修繕積立金の設定の根拠: 修繕積立金を設定するための明確な根拠を提供すること。 修繕工事のタイミングを最適化: 修繕工事を適切なタイミングで実施し、建物や設備の機能性を維持すること。 住民への説明と納得: 修繕工事の内容や必要性について、住民に説明し、納得を得るための材料とすること。 計画的な修繕工事は、建物や設備の寿命を延ばし、住環境の品質を維持するために不可欠です。 2. 長期修繕計画の内容 具体的な修繕工事の内容は、建物や物件の特性によって異なりますが、一般的な修繕項目には以下のものがあります。 建築関連の項目: 屋根防水: 屋上やルーフバルコニーなどの防水工事。 床防水: バルコニーや共用廊下、階段の防水工事。 外壁塗装: 外壁やタイルの塗装、シーリングの打替え。 鉄部塗装: 手すり、フェンス、メーターボックスなどの設備の塗装。 建具・金物: 住戸玄関ドア、自動ドアなどの補修または取り替え。 共用内部: 共用部の廊下、集会室、事務所などの内部張替えや塗装。 設備関連の項目: 給水設備: 共用給水管、貯水槽、給水ポンプの更生、取替、補修。 排水設備: 共用雑排水管、排水ポンプなどの更生、取替、補修。 ガス設備: 共用ガス管の取り替え。 電灯設備: 共用部照明、配線器具、外灯、避雷針などの取り替え。 空調・換気設備: 共用部のエアコン、換気扇などの取り替え。 情報・通信設備: 電話配線、テレビアンテナ、インターネット、インターホン、オートロックなどの取り替え。 消防用設備: 消火設備、自動火災報知機などの取り替え。 昇降機設備: エレベーター内装、扉、機器の補修または取り替え。 立体駐車場設備: 自走式、機械式駐車場の補修または取り替え。 外構・その他: 外構・付属施設: 駐車場、歩道、側溝、塀、案内板、自転車置き場、ごみ置き場、植樹などの補修、取り替え、整備。 調査・診断、設計、工事監理費用: 大規模修繕工事前に行う調査や設計、監理に関する費用。 長期修繕計画作成費用: 長期修繕計画の定期的な見直しや点検、調査に関連する費用。 2-2. 修繕時期・周期の設定 長期修繕計画において、修繕工事の時期や周期の設定が重要です。一般的な目安として、外壁塗装や屋根・床の防水工事、タイル貼り補修、空調や換気設備の取替などの大規模修繕工事の周期は、国土交通省ガイドラインでは12~15年程度とされています。ただし、部位によっては5~7年から30年程度の幅があるため、物件の具体的な状況に合わせて柔軟に設定する必要があります。 3. 注意点 長期修繕計画は、変動要因が多く、定期的な見直しが不可欠です。計画が修繕箇所の追加や修繕積立金の変更といった変更がある可能性があることを認識しましょう。また、予測外の事象に備えるために余裕を持った資金計画を立てることも大切です。 長期修繕計画は、マンションや集合住宅の価値を維持し、住民の安心・快適な生活を支える重要なツールです。建物や設備の劣化を未然に防ぐために、計画的な修繕を行い、建物の寿命を延ばしましょう。 2023年10月3日 更新
マンションの劣化度セルフチェックのやり方をご紹介!

マンションの劣化度セルフチェックのやり方をご紹介!

建物も人間と同じように歳をとり、日々劣化していきます。この劣化が目に見えて顕れてくるのは、一般的に新築から10年以上が経過した頃からです。そして、建物の大規模修繕の周期は通常12年から15年と言われています。建物が劣化すると、その寿命が短くなり、資産価値が低下し、住環境の品質も悪化する可能性が高まります。ここでは、建物の劣化について詳しく見ていきましょう。 建物の劣化とは? 建物の劣化とは、外部要因や経年劣化により、建物の構造や外観に問題が生じる現象のことを指します。劣化は様々な形で現れ、その影響は建物全体に及びます。では、具体的にどのような劣化があるのか、詳細に見ていきましょう。 1. 下地のひび割れ 建物の壁面にひび割れが現れることは一般的です。これは躯体自体の収縮や建物の挙動から発生します。しかし、このひび割れが放置されると、炭酸ガスや雨水が侵入し、躯体内部の鉄筋の腐食や中性化を促進させる可能性があります。これが進行すると、鉄筋の爆裂や漏水などの建物の構造的な問題につながる可能性があります。早急な対応が必要です。   2. 塗膜の劣化 建物の外壁には塗膜が施されていますが、時間とともに劣化します。紫外線の影響などにより、塗膜の光沢が低下し、色あせが生じます。また、紫外線によるチョーキングと呼ばれる現象では、塗膜が粉化し、耐候性が低下します。これらの劣化は建物の外観や保護機能に悪影響を及ぼすため、定期的な塗り替えが必要です。   3. 塗膜の汚染 建物の外壁は雨水や汚れにさらされます。雨水が流れる際に塵埃が壁面に付着し、一般的な汚染が発生します。これはある程度不可避的ですが、汚染防止型の塗料が開発されており、現象を緩和する方法が存在します。   4. 微生物汚染 湿気の逃げにくい部位では、かびや藻が発生し、建物が汚れます。これは美観を損ねるだけでなく、健康にも影響を及ぼす可能性があります。防かび・防藻型の塗料の使用により、この現象を抑制することができます。   5. 下地の劣化 特にRC構造の部位では、コンクリート内部のアルカリ成分が析出し、中性化が進行することがあります。早急な対応が必要です。   6. タイルの劣化 外壁にタイルが使用されている場合、劣化が生じることがあります。塵埃や漏水などが原因となり、塗膜の浮きなどが見られることもあります。入念なチェックが必要です。   7. シーリング材の劣化 建物内部の目地部には伸縮性のあるシーリング材が使用されています。しかし、時間が経つと固化や風化が進行し、防水性能が低下します。これが放置されると、漏水や鉄筋の腐食の原因となります。   8. 鉄部の劣化 建物の外部鉄骨階段や手摺は錆の発生が見られることがあります。錆止め塗装が必要です。   9. 防水の劣化 最上部にゴム製のシートやウレタン塗膜防水が施されていますが、これも劣化します。防水性能が低下すると、漏水や鉄筋の腐食が起こる可能性があります。 建物の劣化は放置すればその進行が速まり、建物の寿命を縮めます。建物の資産価値を守り、快適な住環境を維持するためには、定期的なチェックとメンテナンスが不可欠です。劣化箇所を早期に発見し、適切に対処することが、建物の長寿命と良好 これらの項目をもとにマンション劣化度セルフチェックシートを下記に掲載しております。当たはまる部分にチェックを入れていただき、その数が5個以上なら一度詳しい調査をした方が良いでしょう。オーナー様の大切な建物を健康な状態に保つためにぜひ活用してください。   外壁 ひび割れが何ヵ所か見られる □ 塗装面を指でこするとチョークのような粉がつく □ 手摺の部分に水垂れのような汚れがある □ 外壁にコケや藻が発生している □ タイル 外壁タイル面に白い汚れがある □ 外壁タイルに浮き、または割れが生じている □ シーリング シーリングを触った時に弾力がない □ シーリングに亀裂が入っている。 □ 鉄部 鉄部に錆が生じている。 □ 防水層 屋上・バルコニーの防水面にひび割れ、または捲れがある。 □ 2023年10月3日 更新

我社は、経営理念を『三方喜し』と定めています。お客様の要望を、我々修繕ひらまつが提案・手配・工事管理をして、HRF会の職人さんがその技を尽くして実現し、お客様に喜んで頂く。それが我々の喜びです。という想いで創りました。

三方喜しとは、お客様の希望を叶えることで“喜んでいただく”こと、工事を担当した職人が持てる技術を十分に発揮し“喜んで”仕事ができること、そして私たち修繕ひらまつはお客様に喜んでいただけることで、弊社の存在意義を実感できる“喜び”、いつもこれら三つの喜びがあるということです。

これからも「三方喜し」の理念のもと、お客様満足度NO.1を目指してまいります。

この度、東海市にショールームを構えさせていただきました。
是非、お気軽にショールームにお越しください。

株式会社平松建工
平松 幹尋

大規模修繕・マンション修繕
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