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管理組合における修繕積立金不足問題とリスクマネジメントの実務

管理組合における修繕積立金不足問題とリスクマネジメントの実務

名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつへ! 修繕ひらまつで営業部長をしております鈴木です。 マンションの大規模修繕は、資産価値の維持および良好な住環境の確保に不可欠な業務ですが、昨今「修繕積立金不足」に直面する管理組合が増加しています。近年は資材価格や人件費の高騰を背景に、当初の計画通りに積立を行っていても資金が不足し、様々な課題やトラブルに発展するケースが目立ちます。 修繕積立金が不足した場合、計画通りに修繕工事を実施できず、マンションの物的劣化や資産価値の低下、居住年数の短縮といったリスクが顕在化します。長期的な資産維持を図るためには、修繕積立金を十分に確保し、適切なタイミングで修繕を実施する資金計画が欠かせません。しかし、実際には積立金不足のため修繕計画に支障をきたす管理組合も少なくありません。 本稿では、管理組合や法人オーナーの実務担当者向けに、最新の修繕費用相場の動向分析、不足時の具体的な対応策、さらに区分所有者への説明や合意形成を円滑に進めるためのポイントについて解説します。 ▼合わせて読みたい▼ マンション修繕箇所の重要度ランキング【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】 修繕積立金不足が招くリスクと発生時の影響 修繕積立金が不足すると、以下のような深刻なリスクやトラブルが発生する可能性があります。 必要な修繕工事が計画通り実施できない 一時金徴収を巡り、区分所有者間で対立が生じる 修繕未実施による建物・敷地の資産価値低下 滞納者増加による管理不全、組合運営の混乱 積立金不足が長期化すると、管理不全に陥り、最終的にはマンションの機能停止や「マンション破綻」に至るケースも報告されています。 管理組合や法人オーナーは、早期に資金不足の兆候を把握し、具体的なリスクマネジメント策を講じる必要があります。 修繕積立金の相場と徴収方式 修繕積立金の水準は立地・築年数・戸数・修繕範囲によって異なります。国土交通省「令和5年度マンション総合調査」では、全国平均で月額13,000円前後となっています。特に築20年以上の物件では、外壁塗装・屋上防水・給排水管更新などの大規模修繕で、1戸あたり100万円を超える支出が発生する場合もあります。 徴収方式は、毎月一定額を積み立てる「均等積立方式」と、築年数の進行に合わせて段階的に積立額を増額する「段階増額方式」の2種類が主流です。管理組合は、自組合の資金状況や長期修繕計画を踏まえ、最適な徴収方法を検討することが求められます。 長期的な資金計画と定期的な見直しの重要性 修繕積立金の適切な水準を維持し続けるためには、単に相場や一般的な徴収方式に頼るだけでなく、各マンションごとに現状の建物状況や将来的な修繕ニーズを継続的に分析し、長期修繕計画を定期的に見直すことが不可欠です。 資材価格や人件費の高騰、設備の老朽化や法改正など、環境の変化に応じて必要な費用が大きく変動するケースもあるため、実態に合った積立金設定が求められます。 さらに、区分所有者への十分な情報提供と合意形成を行うことで、急な追加負担や資金不足リスクを未然に防ぐことができます。定期的なコンサルティングや専門家の意見を取り入れながら、持続可能な資金運営体制を構築することが管理組合の責務です。 ▼合わせて読みたい▼ マンション管理組合が直面する大規模修繕の課題とリスク低減策 修繕積立金不足への対応策と実務ポイント 修繕積立金が不足した場合、管理組合や法人オーナーは以下のような複数の手段を検討する必要があります。 一時金の追加徴収 金融機関からの借入 補助金・助成金の活用 修繕範囲・内容の見直し 一時金の追加徴収 積立金不足が顕在化した際、最も即効性のある手段は区分所有者からの一時金追加徴収です。ただし、区分所有者への高額負担となる場合が多く、合意形成や分割納付案の提示など、丁寧な調整・説明プロセスが不可欠となります。 金融機関からの借入 住宅金融支援機構や民間金融機関等からの資金融資も有効な選択肢です。一般的な金利は1.5〜3%、返済期間は10〜20年程度が目安となります。組合名義での借入時は、管理費や積立金による安定した返済原資を確保するため、事前の資金計画見直しが必須です。 補助金・助成金の活用 自治体によっては、耐震改修や省エネ改修、防災対策工事等に対する補助金制度が整備されています。さらに、名古屋市など一部自治体では分譲マンション修繕融資の利子補給制度も存在します。補助金等の申請を検討する際は、管轄自治体の窓口や専門家への早期相談が望まれます。 修繕範囲・内容の見直し 一時金徴収や借入だけでは十分な資金確保が困難な場合、修繕工事項目の優先順位付けと絞り込みも実務的な対応策です。安全性確保や資産価値維持の観点から必要最低限の工事に限定することで、総費用の抑制が可能となります。 管理組合は、これら複数の手法を状況に応じて組み合わせ、実効性の高い資金調達計画を策定することが求められます。 修繕積立金不足判明時の合意形成と実務対応フロー 修繕積立金不足が明らかになった場合、管理組合や法人オーナーが計画性なく対応すると、区分所有者からの反発や組合運営の混乱を招き、トラブルが深刻化する恐れがあります。こうした事態を未然に防ぐためには、下記のステップに基づいて合意形成と実務を進めることが重要です。 修繕積立金残高・不足額の算定 長期修繕計画の再評価 資金調達・コスト削減案の整理 所有者向け資料作成 説明会・アンケートの実施 総会での決議手続き 決定後の進捗報告・フォロー 1.積立金残高・不足額の算定 現状の修繕積立金残高、今後の積立計画、直近の修繕予定工事費用を整理し、不足額を可視化します。必要に応じて建築士・管理会社からの見積もりデータも活用します。 2.長期修繕計画の再評価 工事項目や優先順位を見直し、費用圧縮や先送り可能な工事を特定。資材費・人件費の高騰を踏まえ、将来的な財務計画を再設定します。 3.資金調達・コスト削減案の整理 一時金徴収、金融機関からの借入、自治体補助金の活用、工事項目の削減等、選択肢ごとのメリット・デメリットや所有者負担額を整理し、比較資料を作成します。 4.所有者向け資料作成 積立金不足の原因、対応策、負担額シミュレーション、第三者評価(専門家コメント等)を含む説明資料を作成し、透明性を高めます。 5.説明会・アンケートの実施 所有者説明会は1回で終わらせず、複数回開催を基本とします。説明後はアンケート調査を実施し、所有者の疑問や意向を把握した上で、追加説明や方針調整を行います。 6.総会での決議手続き 管理規約に則り、普通決議や特別決議を実施します。意思決定の内容は、詳細な議事録を残して「言った言わない」などの後日のトラブルを防止します。 7.決定後の進捗報告・フォロー 総会後は、資金調達や工事準備、借入手続き、返済スケジュール等の進捗状況を定期的に所有者へ報告します。継続的な情報共有により、信頼関係を維持し、追加費用発生時の協力体制強化にもつなげます。 合意形成を円滑に進めるための説明とコミュニケーションのポイント 合意形成を図る際は、説明手法と情報開示の質が極めて重要です。 管理組合・オーナーは、以下のポイントを意識したプロセス計画と説明責任を徹底することが求められます。 1.修繕積立金不足の要因を可視化・明確化 積立金不足が生じた理由について、区分所有者全体が納得できるよう、定量的・客観的なデータに基づき説明します。 過去の積立額推移、計画時と現状見積額の差異(資材・人件費高騰など)、追加工事や予期せぬ劣化による費用増加の背景などを整理し、資料やグラフを活用した透明性の高い報告が不可欠です。 2.不足を放置した場合のリスクを具体的に提示 積立金不足を是正せず放置した場合、以下のようなリスクが現実化することを明確に示します。 修繕の遅延や先送りによる雨漏り・漏水等の事故発生リスク 資産価値の下落、売却・賃貸時の不利な条件発生 管理不全マンションと見なされることによる金融機関からの評価低下 上記リスクの事例やシミュレーションを提示することで、追加負担の必要性や合理性に対する区分所有者の理解を促進します。 3.複数の対応策と負担案の比較・提示 多様な所有者層(高齢者、子育て世帯、投資オーナー等)が存在する中、単一案での負担案提示は納得を得にくいため、複数の資金調達方法や負担案(分割納付、猶予、低金利借入など)を比較表で可視化し、選択肢を明示します。 各案のメリット・デメリット、個別負担額を示したうえで合意形成プロセスを進行することが重要です。 ▼合わせて読みたい▼ 長期修繕計画は必要?概要や周期の目安などを徹底解説【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】 修繕積立金問題・資金計画は「修繕ひらまつ」へ―管理組合実務の最適解をご提案 修繕積立金不足は、マンション管理組合の安定運営や長期的な資産価値の維持に直結する重要な経営課題です。計画的な修繕や適切な資金調達手段、合意形成プロセスの確立は、どれか一つでも欠ければ組合運営全体に大きなリスクが生じます。 修繕ひらまつでは、現状分析から長期修繕計画の見直し、最適な資金調達・負担案の比較、資料作成・説明会・総会サポートまで、管理組合のBtoB実務に特化した支援をワンストップでご提供可能です。 専門家として第三者視点でのリスク診断や、複雑化した所有者間調整も実務経験に基づいてサポートします。ご相談・お見積り依頼は、問い合わせフォーム・メール・お電話、またはショールームへのご来店予約にて承ります。 課題が顕在化する前の早期対策が、組合経営の安定と資産価値向上のカギとなります。修繕積立金や合意形成に課題を感じた際は、ぜひ「修繕ひらまつ」へご相談ください。 2025年7月3日 更新
大規模修繕の豆知識管理組合・経営様向け課題解決ノウハウ
マンション管理組合が直面する大規模修繕の課題とリスク低減策

マンション管理組合が直面する大規模修繕の課題とリスク低減策

名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつへ! 修繕ひらまつで営業部長をしております鈴木です。 マンションの大規模修繕はマンションの安全性や美観、資産価値を守る上で重要なメンテナンスですが、工事の規模が大きくかかわる方の数も多いため、様々な課題に発展しがちです。 今回はマンション管理組合が直面する大規模修繕の課題と対策方法、マンションの大規模修繕コンサルタントについて、くわしく解説しますので、参考にしてみてください。 ▼合わせて読みたい▼ 今するべき空室対策のポイント【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】 マンション管理組合が直面する大規模修繕の課題と対策 マンションの大規模修繕で課題やトラブルになりやすいポイントと対策方法は以下の通りです。該当する悩みがある方は参考にしてみてください。 業者選びで管理組合内の意見が割れる ・どの業者を選ぶか、管理組合内の意見が割れる ・何を基準に選ぶべきかで悩む ・業者の提案内容や見積り額に対しての意見が異なる マンションの大規模修繕をどんな業者に依頼すべきかで意見がわかれることもあるでしょう。まずは言った言わないでトラブルに発展しないように、ボイスレコーダーなどを利用して、議事録を作成しながら話し合うことをオススメします。 その上で、業者を選ぶ際に重要視したいこと(費用・工事品質・評判・保証制度など)を決めていき、見積りをおこなう際には3社以上の業者に相見積りをおこなって、比較してみてください。 相見積りで比較すれば、各業者の特徴やメリット・デメリット、費用などを把握しやすくなります。ある程度業者を絞り込んだ上で、まだ意見が割れるようであれば、多数決で決めたり、候補の業者に関する情報を整理してアンケートをとってみるのもいいでしょう。 業者選びで確認したいポイント ・マンションの大規模修繕に関する実績や経験が豊富なのか ・口コミ評価や評判がよいか ・保証制度やアフターサービスが充実しているか ・提案力が高く、対応がスピーディか ・自社施工なのか 業者選びで確認したいポイントは上記の通りです。口コミ評価や評判については業者の公式ホームページだけでなく、GoogleMapなどの評価を確認してみるとよいでしょう。 自社施工かどうかについては、業者の施工技術の安定度や仲介手数料の有無にかかわります。下請け業者を使って仲介手数料が発生する場合、費用は2割増しくらいになりますので、注意してください。 ▼合わせて読みたい▼ 修繕ひらまつ|大規模修繕・マンション塗装・防水の基礎知識 大規模修繕にかかる費用が予算を超えてしまった ・修繕積立金では足りない ・一時金徴収をするのか、するとしたらどの程度徴収するかでもめる ・延期する、延期しないでもめる マンションの大規模修繕にかかる費用が想定より高く、修繕積立金では足りない場合もあるでしょう。まずは一時金徴収をするのかや額を決める前に、修繕計画の見直しをおこなって、費用を抑えられるか検討することをオススメします。 まずは修繕工事の優先順位を決めていきましょう。雨漏りにかかわる工事や放置することで住民に危険が及ぶような工事は優先順位が高くなるかとおもいます。一方で使い勝手や美観にかかわる工事は優先順位を下げてもいいかもしれません。 大規模修繕工事に関する今後の予定をどうするべきか、業者に提案してもらうのも1つの方法です。修繕のプロに数年単位での計画を立案してもらい、参考すれば、意外とあっさり意見がまとまるかもしれません。 ▼合わせて読みたい▼ マンション修繕箇所の重要度ランキング【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】 工事に関する住民のクレームが多発する 大規模修繕にありがちなクレーム ・工事の音がうるさい ・ベランダが塞がれてしまい、洗濯物を干せない ・工期が長すぎる 多くの工事に関するクレームは説明不足が原因となる傾向にあります。計画を立てた時に1度だけ説明するのではなく、業者を決めた時や、着工前、着工後にも説明会を開きましょう。 業者を決めた後の説明会については、業者の担当者にも参加してもらい、詳しい内容を住民に説明してもらうと、正確に情報が伝わります。 説明会をおこなう度に、住民にアンケートをとり不安や質問をくみ取っていくと、よりスムーズに計画を遂行できるでしょう。 施工不良や手抜き工事などが発覚した、あるいは疑わしい ・施工不良や手抜き工事などが発覚した ・どう対処すべきかで意見が割れる 施工不良であれば、まずは業者に連絡しましょう。手抜き工事の場合も同様ですが、業者自体が信用できない場合は、地域の消費者センターにも連絡することをオススメします。消費者センターは質の悪い業者への対応策に慣れているため、どのように解決していくべきか相談してみてください。 工事前に不安を感じる場合は、業者の保証制度だけでなく、保険会社を介した瑕疵保証に加入するのも1つの解決策です。瑕疵保証があるなら施工不良や手抜き工事などが発覚した際には保険会社が費用を補填してくれます。 管理会社と管理組合で業者選定の意見が割れる ・管理会社の推薦する業者に不安や不満を感じる ・なぜその業者をすすめるのかで納得できない 管理会社と管理組合で業者選定の意見が割れる場合は、まず業者の推薦理由や見積り時の条件、業者の施工実績などを書面にして提出してもらいましょう。その上で他の業者にも2~3件ほど見積りをおこない、同様の書面を作成して比較すれば、意見をまとめやすくなります。 ▼合わせて読みたい▼ 大規模修繕工事の見積もりを取るときの注意事項について【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】 マンションの大規模修繕コンサルタントを利用するべきか マンションの大規模修繕に関してアドバイスやサポートをしてくれる、大規模修繕コンサルタントを利用するのも1つの解決策です。大規模修繕コンサルタントは何をしてくれるのか、導入するメリットなどを紹介しますので参考にしてみてください。 大規模修繕コンサルタントは何をしてくれるのか 大規模修繕コンサルタントは、修繕すべきポイントの選定や修繕計画の立案からはじまり、業者を選定する際のサポートや工事中の管理、様々な問題点や課題に関するアドバイスをしてくれます。 大規模修繕コンサルタントは、修繕工事のスペシャリストですので、それぞれのアドバイスには説得力があり、根拠も提示してくれるでしょう。 マンションの大規模修繕コンサルタントを導入するメリット 大規模修繕コンサルタントを導入する最大のメリットは、専門的な知識や経験を活かして的確なアドバイスや計画を立ててくれる点です。たとえば、複数の業者に相見積りをおこなう際にも何を重視して選んだ方がいいかや、どのような要望で見積りを依頼すべきかも相談にのってくれます。 工事中の進捗確認やトラブル対応、住人からのクレーム対応を任せれば、工事中もスムーズに計画がすすむでしょう。大規模修繕コンサルタントにマンションの長期的な資産価値の維持について相談すれば、修繕工事の必要性や今後の計画を住人に説明するのも楽になります。 マンションの大規模修繕コンサルタントを選ぶコツ マンションの大規模修繕コンサルタントにも善し悪しがあります。まずは過去の実績や経験を確認し、信頼できるか判断しましょう。1級建築士やマンション管理士などの資格を持っているかも重要なポイントです。 マンションの大規模修繕コンサルタントを選ぶ際にも相見積りをおこない、費用やメリットを比較して、どの大規模修繕コンサルタントを選ぶべきか、そもそも利用すべきか判断してみてください。 大規模修繕コンサルタントのかわりに業者に相談するのもあり マンションの大規模修繕に精通しており、信頼できると感じる業者が見つかったのであれば、大規模修繕コンサルタントのかわりに業者に相談するのもいいでしょう。業者に相談するのであれば、追加費用も特にかかりません。 まずは「修繕ひらまつ」にご相談ください ― 管理組合の不安や疑問はプロがサポートします マンションの大規模修繕には、多くの課題やトラブルがつきものです。管理組合や理事長として「どこに相談したらいいのか」「専門家の意見をどう聞き分ければいいのか」と迷われる方も多いでしょう。 修繕ひらまつでは、豊富な経験を活かし、管理組合の皆さまが安心して大規模修繕を進められるよう、事前の資金計画や業者選定、工事後のフォローまでワンストップでサポートしています。 管理組合内の意見調整やトラブル解決策のご提案 大規模修繕コンサルタントの選定・比較、業者選びの基準アドバイス 費用や見積り、保証制度に関するわかりやすい説明 住民説明会やクレーム対応の実例を踏まえたサポート 「修繕ひらまつ」は“マンション大規模修繕の困りごとは何でも相談できるパートナー”を目指しています。 お悩みやご不安があれば、まずはお気軽にお問い合わせフォーム・メール・お電話、またはショールーム来店相談予約にてご相談ください。あなたのマンションに最適な修繕計画を、大規模修繕工事の専門家が親身にご提案いたします。 2025年7月1日 更新
大規模修繕の豆知識管理組合・経営様向け課題解決ノウハウ
今するべき空室対策のポイント【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

今するべき空室対策のポイント【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

こんにちは 修繕ひらまつ小坂です。 今回お話しするの空室対策のポイントをお話しいます。 全国の空室率は21.4%と言われます。 ちなみに愛知県は18.3%となってます。 全国平均より少なめです。今後10年後減少になっていきます。 その為には入居改善が必要になってきまね。そのためにも 入居改善の基本3項目 1賃料▪初期設定の見直し 2物件共用部改善 3競合との差別化   1)賃料▪初期設定の見直し 2)物件共用部改善 3競合との差別化   まとめ 賃貸物件の空室対策は、オーナーにとって重要な課題です。 空室が長引くと収入が減少するだけではなく物件の価値も下がってしまいます。 効果的な空室対策を紹介をさせて頂きました。 物件情報をインターネットに搭載し広く認知されます。写真や、動画を充実させることで物件の魅力を伝えます。  賃料の適正化周辺の相場と比較し賃料が高すぎないか確認が必要になります。初期費用を抑えたい入居者にとって魅力的になります。 入居者の物件の特徴に応じたターゲット層に合わせたアプローチを行います。 早めの対策が重要になります。 少しでもこの情報がお役に立てれば幸いです。 2024年6月23日 更新
大規模修繕の豆知識管理組合・経営様向け課題解決ノウハウ
外壁の色でお悩みの方【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

外壁の色でお悩みの方【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

こんにちは!修繕ひらまつの小坂です。 今回は外壁の色決めに迷わないためにカラーシュミレーションで、建物のイメージを提案いたします。  建物の外観を決定する際には、周囲の建物や景観を考慮することも重要になってきます。 建物が調和し、周囲の環境に溶け込むようにするために、周囲の建物の色やスタイルを参考にするのも大事だと思います。                              1外壁の色を選ぶ際に大家さんからよく聞かれる質問は? ① どの色がお勧めですか? ② この色で大丈夫ですか? ③ 濃い方がいいですか? ④ 白は汚れが目立ちますか? ⑤ 現状の色と全く違う色でも問題ですか?   多くの方は色を選ぶ際に悩まれると思います。 カラーサンプルからシュミレーションのご提案を致します。   2カラーシュミレーションでデザイン力をアップ! 改修の色決めは一番大事になってきます。 住んでいる方、これからの入居者にも 建物を気に入ってもらえるのが一番うれしいですよね!    シュミレーション前   シュミレーション提案① シュミレーション提案② シュミレーション提案③     3色の視覚的な効果 色は視覚的な効果を持ち、空間や物体の見え方に影響を与えます。明るい色は物体を引き立たせ、暗い色は物体を引っ込ませる効果があります。また、対照色を使うことで視覚的な強調を行うことができます。                                   まとめ 建物の色決めデザインを行うことで、周囲の環境に調和し、建物に適した魅力的な外観を実現することが大切なことです。 何よりも建物の色のデザイン力が大切になり住んでいる方、これからの入居者にも建物を気に入ってもらえるのが一番うれしい事ですよね!                                                                                                              2024年4月5日 更新
大規模修繕の豆知識
磁器タイル塗り替えについて【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

磁器タイル塗り替えについて【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

こんにちわ修繕ひらまつ小坂です。 磁器タイルのマンションの塗り替えについてお話をします。 多くのマンションがタイルの使用面積が多くなっている中、どのような材料が適しているか今回ご紹介をしますね。   なぜ磁器タイルに塗装をするか? 磁器タイルは耐久性の高い材料ですが、表面や目地の箇所は長年の間に排気ガス、酸性雨などの悪化に伴う雨だれや汚れを防ぐためです。 それとタイル目地の部分から水の浸水を少なくしタイルの浮きを防ぐためです。 これらの事を防ぐためにクリヤー塗装をします。 どんな材料がいいのか? タイルフレッシュ工法をお勧めします。 タイルフレッシュ工法は、表面の汚れを洗剤で汚れを除去し表面に超低汚染アクリルシリコンクリヤーをタイル、タイル目地に 塗装をする事によって劣化を防ぎます。 施工においての注意点 正しい施工手順 ① 磁器タイルの洗浄後クリヤー塗装をします。 ② 変成シリコン撤去打替え 間違った手順 ① 磁器タイルの洗浄後変成シリコン撤去打替え ② 変成シリコン施工後シリコン塗装 間違った手順だと写真のようにコーキングの上にしわが出来ます。                              まとめ 大規模修繕にとって大事なことは品質管理品質保証が大切になってきます。 修繕施工は、建物や構造物の寿命を延ばし安全性や快適性を維持するためにとても重要です。 修繕ひらまつでは、品質にこだわりを持って施工を致します。 名古屋市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事はお任せください。   2024年3月25日 更新
2023年10月から足場からの墜落防止措置が強化されてます【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

2023年10月から足場からの墜落防止措置が強化されてます【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

こんにちは!修繕ひらまつ鈴木です。 外壁塗装など、建物修繕に欠かせないものとして、足場があります。 建設業では、この足場からの転落、墜落により年間多くの方が転落、墜落により亡くなっています。 2022年の労働災害による死亡者数は774人と、過去最少でしたが、このうち、転落・墜落が234人を占めています。 この建設業における「転落・墜落」の死亡事故は116人と、ここ2年は増加傾向にあり、例年100人前後の事故が起こっています。 転落、墜落事故の多い建設業では、足場の法改正がありました。 今回は、「足場からの墜落防止措置が強化されます」について解説していきます。 厚生労働省では足場に関する法定の墜落防止措置を定める労働安全衛生規則を改正し、足場からの墜落 防止措置を強化しました。 令和5年10月1日(一部規定は令和6年4月1日)から順次施行します。 4月から足場の何が変わるか ①一側足場の使用範囲が明確化されます 足場設置のため確保した幅が1メートル以上の箇所について、その一部が公道にかかる場合、使用許可が得られない場合、その他当該箇所が注文者、施工業者、工事関係者の管理の範囲外である場合等については含まれません。なお、足場の使用に当たっては、可能な限り「幅が1メートル以上の箇所」を確保してください。 要するに・・・足場を使用する人が足場からの転落を防止する為に、転落しないように隙間が少なくなり、幅の大きい足場を組みます。   ➁足場の点検時には点検者の指名が必要になります 点検者の指名の方法は「書面で伝達」「朝礼等に際し口頭で伝達」「メール、電話等で伝達あらかじめ点検者の指名順を決めてその順番を伝達」等、点検者自らが点検者であるという認識を持ち、責任を持って点検ができる方法で行ってください。 要するに・・・足場を組んだ責任者は点検をする義務が発生します。   ➂足場の組立て等の後の点検者の氏名の記録・保存が必要になります 事業者又は注文者が行う足場の組立て、一部解体又は一部変更の後の点検後に➁で指名した点検者の氏名を記録及び保存しなければなりません。 要するに・・・足場を点検した資料を保管する義務が発生します。   まとめ 令和5年10月より労働安全衛生規則を改正されたことにより、建設現場での転落、墜落事故は減少傾向となります。しかし、条件に満たない場所以外での簡易的な足場、簡素化した足場は認められません。そして、これまでとは違い足場を組む際の人件費、足場を組んだ後の管理費が、今まで以上に発生します。対象外の建物の可能性がありますので、専門知識のある外壁改修、外壁塗装の修繕ひらまつへの相談をお待ちしています。 2024年3月22日 更新
お知らせ
リフォームローンの比較表を解説!【名古屋市の大規模修繕・防水工・専門店修繕ひらまつ】

リフォームローンの比較表を解説!【名古屋市の大規模修繕・防水工・専門店修繕ひらまつ】

こんにちは!修繕ひらまつ鈴木です。 マンション、アパートの建物修繕には、多くの費用と時間が必要となります。 建物修繕には、足場組、外壁補修工事、シーリング工事、防水工事、塗装工事、クリーニング工事などなど・・・ 費用としては建物の大きさ、改修の仕様により異なりますが、   例 木造アパート 2階建て 6軒 外壁 サイディング面 屋根 カラーベスト   1LDK 外装改修装費用 200万~300万 工期 約30日   例 コンクリート造 3階建て 12軒 外壁 モルタル面 屋根 シート防水    2DK 外装改修費用  500万~700万 工期 約60日   例 コンクリート造 5階建て 20軒 外壁モルタル面 一部タイル 屋根シート防水 2LDK 外装改修費用  1000万~1300万 工期 約120日   このように、建物の大きさやにより改修費用は大きく変わります。 そして、外装の改修のサイクルは新築から約10年~15年です。 アパートの場合は新築から10年間は建設費用、毎年、固定資産税、火災保険、各維持管理が発生します。1回目の改修の内容によりますが、2回目の改修サイクルは1回目から約12年~20年です。 新築から12年後に600万円の改修を、換算すると1年約50万となります。 外壁改修は600万円の買い物ですので、ローンを活用する人もいます。 リフォームローンは各銀行にあります。   例 インターネット銀行  融資額 10万~800万 年率 0.98% ~ 17.5% 例 地方銀行 融資額 10万~1000万 年率 1.6% ~ 13.9% 例 大手銀行 融資額 10万~800万 年率 2% ~ 14%   マンション、アパートの保有する方は、修繕を検討する際に考えるのは、最初に費用です。 ローンを使用すると約10年間は支払いが発生します。 だから、保有数建物が10年間は不具合が発生しないように、訂正な施工、適正な塗料を選定する必要があります。 まとめ 建物修繕には、多くの時間と費用が発生し、リフォーンローンの支払いが完了するまで約10年です。 多くの費用が発生するからこそ、建物をできる限り長く維持管理したい、綺麗に保ちたい方は、建物 状態、建物の立地を考慮した提案が可能な、外壁塗装専門、修繕専門の修繕ひらまつにご相談ください。 2024年2月25日 更新
大規模修繕の豆知識管理組合・経営様向け課題解決ノウハウ
マンション修繕箇所の重要度ランキング【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

マンション修繕箇所の重要度ランキング【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

はじめに こんにちは!修繕ひらまつ小坂です。 今回は、「マンションや集合住宅の管理における重要度」に集中して、アパート・マンションの大規模修繕についてお話します。 建物や設備の劣化を防ぎ、価値を維持するための重要なポイントをお伝えしましょう。 具体的な解決策や重要な点がわかり、有益な情報になることでしょう。 ぜひ、最後までご覧くださいね。 建築関連の項目 基礎の定期点検 築20年を超えた建物では、基礎の劣化が進んでいます。地震や自然災害に備えるためにも、定期的な基礎の点検、早期発見により、大規模な補修工事が必要です。安定した建物を守ることで、入居者に安心感を提供します。 外壁の定期点検 外壁は建物を外部の環境から守る重要な要素です。塗膜の劣化が原因で色あせ、塗装の割れや壁の含水率が高まるとカビや藻など微生物が発生し建物耐久性が落ちる。定期的な外壁塗装により、防水性や耐候性を見極め、建物の寿命を延ばします。   設備関連の項目 配管の定期メンテナンス  ①水回りのトラブルは入居者の生活に大きな影響を与えます。定期的な配管のメンテナンスで水漏れを未然に防ぎましょう。 トラブルが少ない生活環境を提供でき、入居者の満足度向上につながります。長期的な運用コストの削減にもつながります。  ②エレベーターの定期的な点検と保守を怠らず、安全かつ快適な利用を確保しましょう。 エレベーターの故障は入居者にとって不便なだけでなく、修理費用もかさむ可能性があります。定期的な点検が重要です。 外構関連の項目 パブリックスペースの緑化と清掃   ①共有スペースや庭の緑化は、住環境を良くするだけでなく、建物全体の印象を向上させます。 清掃も含めて定期的なメンテナンスが必要です。美しい共有スペースは入居者に好評で、物件の魅力をアップさせます。外部からの評価も向上し、新たな入居者のつながりを獲得します。 ②駐車場の補修が終わると、車両の走行に支障が出るだけでなく、美観も染まれます。  舗装が崩れると、車両や歩行者の安全に関わる可能性があります。補修を検討と、修繕費用が膨張らむこと。 まとめ 今回は築20年を超えたアパート・マンションの修繕において、建築、設備、外構関連の項目に焦点を当てました。メンテナンスが、建物の寿命を伸ばし、入居者様の安心に繋がります。 2024年1月16日 更新
大規模修繕の豆知識
大規模修繕で使える補助金・助成金の種類と探し方【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

大規模修繕で使える補助金・助成金の種類と探し方【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

こんにちは!小坂です。アパートやマンションの経営において、大規模修繕は避けて通れない大きなイベントの一つです。特に築年数が経過した建物にとって、定期的なメンテナンスやリニューアルは、資産価値を維持し、入居者に快適な居住空間を提供するために不可欠です。しかし、そのための費用は決して少なくありません。そこで重要になってくるのが「補助金・助成金」の活用です。この記事では、大規模修繕における補助金や助成金の基本から、具体的な活用方法までを解説します。築20年を超えた賃貸アパート・マンションの経営でお困りの大家さんに、ぜひ参考にしていただきたいと思います。 大規模修繕の補助金・助成金とは? 大規模修繕の補助金や助成金は、公的機関が特定の条件を満たす修繕プロジェクトに対して提供する財政支援です。これには、建物の耐震性強化、省エネルギー化、バリアフリー化など、社会的に望ましい改修を促進する目的があります。適切に活用すれば、修繕費用の一部を補填し、経済的な負担を軽減することが可能になります。 大規模修繕の補助金・助成金の種類 アスベスト除去等事業補助金 建築材料として使用されていたアスベストは、現在では健康へのリスクが指摘されています。そのため、アスベストを含む建材の除去や交換工事に対して、補助金が提供されることがあります。 劣化診断補助事業 建物の状態を正確に把握し、必要な修繕を計画的に実施するためには、専門家による劣化診断が欠かせません。この診断にかかる費用を補助する制度があり、修繕計画の立案に役立ちます。 防災対策整備費補助金 地震や台風などの自然災害から建物を守るための防災対策工事には、補助金が用意されていることがあります。これにより、建物の安全性を高めることができます。 省エネ関連の工事 省エネルギー効果の高い設備への更新や、断熱材の追加など、省エネルギー化に資する工事に対しても、補助金や助成金が提供されることがあります。 共用部分改修費用補助・助成制度 マンションの共用部分の改修工事に対しても、補助金や助成金が提供されることがあります。これにより、居住者の利便性や快適性の向上が図れます。 補助金・助成金の探し方 自治体のホームページを確認する 最も身近な情報源として、居住地の自治体ホームページがあります。補助金や助成金に関する情報は、多くの場合、自治体のホームページで公開されています。 補助金・助成金情報を一覧で掲載しているサイトを参考にする インターネット上には、補助金や助成金に関する情報を一覧で提供しているサイトもあります。これらのサイトを活用することで、幅広い情報を得ることができます。 まとめ 大規模修繕に際して補助金や助成金を活用することは、経済的な負担を軽減し、建物の価値を維持する上で非常に有効です。適切な制度を見つけ、条件を満たすための準備を行うことが重要です。名古屋市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね! 修繕ひらまつでは、名古屋市でお客様にピッタリのプランを提案しています。名古屋市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事はお任せください!! 2023年12月10日 更新

我社は、経営理念を『三方喜し』と定めています。お客様の要望を、我々修繕ひらまつが提案・手配・工事管理をして、HRF会の職人さんがその技を尽くして実現し、お客様に喜んで頂く。それが我々の喜びです。という想いで創りました。

三方喜しとは、お客様の希望を叶えることで“喜んでいただく”こと、工事を担当した職人が持てる技術を十分に発揮し“喜んで”仕事ができること、そして私たち修繕ひらまつはお客様に喜んでいただけることで、弊社の存在意義を実感できる“喜び”、いつもこれら三つの喜びがあるということです。

これからも「三方喜し」の理念のもと、お客様満足度NO.1を目指してまいります。

この度、名古屋市にショールームを構えさせていただきました。
是非、お気軽にショールームにお越しください。

株式会社平松建工
代表取締役 平松 利彦

大規模修繕・マンション修繕
専門ショールーム SHOWROOM ACCESS

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