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大規模修繕工事で減価償却するメリット、デメリットについて【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

大規模修繕工事で減価償却するメリット、デメリットについて【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

はじめに こんにちは!修繕ひらまつ鈴木です。 今回は、「大規模修繕の減価償却メリット・デメリット」について解説していきます。 どんな建物でも修繕は必ず必要となります。 <修繕の目安・修繕サイクル目安> 外壁塗装 10年~20年 屋上防水 10年~20年 鉄部塗装 5年~20年 コーキング 8年~12年 コンクリート(右記・欠損) 10年~15年 受水槽 15年~20年 タイル(浮き・剝がれ) 10年~15年   各箇所で修繕年数や修繕で使用した材質により修繕サイクルも変わります。 金額も修繕する箇所により大きく変わります。 この修繕費用は、修繕内容により減価償却の対象となり、固定資産の取得費用であり、大規模修繕費用も含まれます。 ただし、修繕工事のすべてが減価償却の対象になるわけではありません。 修繕の費用には2種類あり 資本的支出 資本的支出とは、建物の資産価値や耐久性の向上、修理や改良などに発生する金額で、 下記のような工事となります。 ☑耐震補強 ☑照明器具取付 ☑避難用器具取付 修繕費 修繕費とは、維持管理をする為、欠損などの原状回復を目的に、修理や改良などの発生する金額のことです。 ☑外壁塗装 ☑屋上防水 ☑タイル張替え 大規模修繕の費用を建物の減価償却費にするメリット ① 節税効果を得られる建物の管理がしやすくなる ② 大規模修繕費用を減価償却による経費計上で所得を低く抑え、法人税も安く抑えられます。 ③ 減価償却によって耐用年数が明確になると、適切な建物の維持管理ができるようになる ④ 耐用年数に合わせて、修繕工事の時期を把握できる 大規模修繕の費用を減価償却費にするでデメリット ☑大規模修繕の費用は業者に一括で支払で、帳簿上では耐用年数に合わせて、毎年減価償却になる。  そのため、会計処理が複雑になります。 まとめ 建物の資産価値や耐久性を高める修繕工事は、減価償却できる場合があります。 減価償却は、節税効果を得られ、適切な建物の維持管理ができますが、会計処理が複雑になります。 建物劣化と減価償却できるかどうかをチェックしながら、大規模修繕工事を検討してみてください。   2023年11月12日 更新
大規模修繕の豆知識
マンションの劣化度セルフチェックのやり方をご紹介!【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

マンションの劣化度セルフチェックのやり方をご紹介!【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

建物も人間と同じように歳をとり、日々劣化していきます。この劣化が目に見えて顕れてくるのは、一般的に新築から10年以上が経過した頃からです。そして、建物の大規模修繕の周期は通常12年から15年と言われています。建物が劣化すると、その寿命が短くなり、資産価値が低下し、住環境の品質も悪化する可能性が高まります。ここでは、建物の劣化について詳しく見ていきましょう。 建物の劣化とは? 建物の劣化とは、外部要因や経年劣化により、建物の構造や外観に問題が生じる現象のことを指します。劣化は様々な形で現れ、その影響は建物全体に及びます。では、具体的にどのような劣化があるのか、詳細に見ていきましょう。 1. 下地のひび割れ 建物の壁面にひび割れが現れることは一般的です。これは躯体自体の収縮や建物の挙動から発生します。しかし、このひび割れが放置されると、炭酸ガスや雨水が侵入し、躯体内部の鉄筋の腐食や中性化を促進させる可能性があります。これが進行すると、鉄筋の爆裂や漏水などの建物の構造的な問題につながる可能性があります。早急な対応が必要です。   2. 塗膜の劣化 建物の外壁には塗膜が施されていますが、時間とともに劣化します。紫外線の影響などにより、塗膜の光沢が低下し、色あせが生じます。また、紫外線によるチョーキングと呼ばれる現象では、塗膜が粉化し、耐候性が低下します。これらの劣化は建物の外観や保護機能に悪影響を及ぼすため、定期的な塗り替えが必要です。   3. 塗膜の汚染 建物の外壁は雨水や汚れにさらされます。雨水が流れる際に塵埃が壁面に付着し、一般的な汚染が発生します。これはある程度不可避的ですが、汚染防止型の塗料が開発されており、現象を緩和する方法が存在します。   4. 微生物汚染 湿気の逃げにくい部位では、かびや藻が発生し、建物が汚れます。これは美観を損ねるだけでなく、健康にも影響を及ぼす可能性があります。防かび・防藻型の塗料の使用により、この現象を抑制することができます。   5. 下地の劣化 特にRC構造の部位では、コンクリート内部のアルカリ成分が析出し、中性化が進行することがあります。早急な対応が必要です。   6. タイルの劣化 外壁にタイルが使用されている場合、劣化が生じることがあります。塵埃や漏水などが原因となり、塗膜の浮きなどが見られることもあります。入念なチェックが必要です。   7. シーリング材の劣化 建物内部の目地部には伸縮性のあるシーリング材が使用されています。しかし、時間が経つと固化や風化が進行し、防水性能が低下します。これが放置されると、漏水や鉄筋の腐食の原因となります。   8. 鉄部の劣化 建物の外部鉄骨階段や手摺は錆の発生が見られることがあります。錆止め塗装が必要です。   9. 防水の劣化 最上部にゴム製のシートやウレタン塗膜防水が施されていますが、これも劣化します。防水性能が低下すると、漏水や鉄筋の腐食が起こる可能性があります。 建物の劣化は放置すればその進行が速まり、建物の寿命を縮めます。建物の資産価値を守り、快適な住環境を維持するためには、定期的なチェックとメンテナンスが不可欠です。劣化箇所を早期に発見し、適切に対処することが、建物の長寿命と良好 これらの項目をもとにマンション劣化度セルフチェックシートを下記に掲載しております。当たはまる部分にチェックを入れていただき、その数が5個以上なら一度詳しい調査をした方が良いでしょう。オーナー様の大切な建物を健康な状態に保つためにぜひ活用してください。   外壁 ひび割れが何ヵ所か見られる □ 塗装面を指でこするとチョークのような粉がつく □ 手摺の部分に水垂れのような汚れがある □ 外壁にコケや藻が発生している □ タイル 外壁タイル面に白い汚れがある □ 外壁タイルに浮き、または割れが生じている □ シーリング シーリングを触った時に弾力がない □ シーリングに亀裂が入っている。 □ 鉄部 鉄部に錆が生じている。 □ 防水層 屋上・バルコニーの防水面にひび割れ、または捲れがある。 □ 2023年10月3日 更新
大規模修繕の豆知識基礎知識・施工解説大規模修繕業者の選び方
大規模修繕工事の見積もりを取るときの注意事項について【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

大規模修繕工事の見積もりを取るときの注意事項について【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

はじめに こんにちは!修繕ひらまつ鈴木です。 今回は、「大規模修繕工事の見積もりを取るときの注意事項について」について解説します。 まずは、どんな会社に見積を依頼するか、どんな見積を依頼するのか、どんな施工をするのか、 どんな工事管理をするのか、そして、金額は妥当なのか、確認する事が多くあります。 しかし、初めて依頼する方は、何をどうしたらいいか分からないです。 ① 依頼する会社選び ①創業年数はどれくらいか  ②施工実績はどのくらいあるか ③保証期間・保証内容などの安心できるか ④建設業許可などの資格を有しているか これらは、ホームページなどで簡単に確認する事ができます。 ② 見積内容、商品提案について   ①見積明細が丁寧に記載されている ②複数の提案がある 見積明細が曖昧であれば、施工も曖昧になります。 外壁塗装をするだけでも、施工の方法はいくつでもありますので、提案が少ないはずがないです。 塗料も多くの種類がありますので、1種類では比較することはむずかしいでしょう。 商品には、メリットとデメリットがありますので、デメリットの説明も必要です。 ③ 工事管理、工事担当者について ①有資格者もしくは、工事経験が豊富な担当者か ②信頼できる担当者か ③安全管理は十分か、住民への配慮はされているか マンション・アパートなどの大規模な工事となりますので、有資格者で経験豊富な方が適しています。 塗装は偽りが多い業種ですので、この信頼できるか、誠実かはとても重要です。 大規模修繕は住民の方の協力が必要となりますので、安全管理、住民の方への配慮は欠かせません。   まとめ 所有する財産でもある建物の外壁塗装となれば、高額となりますし、失敗したくないと思います。 多くのポイントがありますが、まずは信用できる会社、信頼できる担当者です。 金額が高いから良い工事ではない、安いから悪い工事にならないです。 だから、大規模修繕を検討するならば、専門店で創業が塗装業が最適な業者です。 是非、修繕ひらまつにお問い合わせください。   2023年9月13日 更新
大規模修繕の豆知識
雨漏れしない為の屋上防水改修方法について【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

雨漏れしない為の屋上防水改修方法について【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

はじめに こんにちは!修繕ひらまつ鈴木です。 今回は、「屋上防水」のアパート・マンションの大規模修繕について解説します。 特に、コンクリート造、ALC造の建物の場合は、屋上防水の劣化による切れ、膨れにより、雨漏れの原因となり、雨漏れした際は入居者への負担と、内装の修繕など大きな損害と、水の侵入により建物へのダメージが発生しますので、屋上防水は早めの改修と、10年を目安に劣化状況の確認が必要となります。 建物にとって、非常に大事な屋上の防水の種類は、大きく分けて3つあります。   ①塗膜防水  ②シート防水  ③FRP防水    今回はアパート、マンションなどに多く防水材として採用される事が多い、2種類をご紹介します。   ① ウレタン防水 (塗膜系防水材) ウレタン防水のメリット 弾性が良く、屋上全体にコテ、ローラーなどで防水材を塗布する為、防止材の継ぎ目が出ない為に、切れなどが発生しにくいので、改修などに適しています。   ウレタン防水のデメリット 溶剤臭(シンナー臭)が発生し、塗膜を塗り重ね防水効果を発揮させる為、1日の作業量が限られます。 また、防水材を塗布する為、質が安定しづらくなります。   ② シート防水 (塩ビシート、改質アスファルトシート)   シート防水のメリット シートを張り防水する為、施工の質が一定で、施工性が良い、工期短縮が可能になります。 機械固定工法により下地撤去が不要になり、季節に左右されないで施工が可能です。 シート防水のデメリット 劣化状況により改修時にシート全撤去が必要になる場合があり、シートの継ぎ目が切れが発生し、雨漏れの原因となる可能性があります。また、入角などの接着面が少ない箇所は、シートの浮きが発生しや少なります。 仮に200㎡の屋上防止の場合の施工日数は、ウレタン防水で約7日、シート防水で約5日とシート防水の方が、施工日数は短く、金額は   ウレタン防水 8,000円~14,600円 シート防水 9,000円~16,900円   ウレタン防水は工法により値段が変わります。 密着防水 8,000円~ 通気緩衝工法 ~14,600   シート防水はシートの材質により値段が変わります。 塩ビシート防水 9,000円~ 改質アスファルト防水 ~16,900円   まとめ 工法については、劣化状況、建物下地、建物構造などにより適した工法をお勧めします。 専門者での診断と、ウレタン防水、シート防水は建物管理維持する為に非常に大事な箇所となりますので、防水の施工実績などから見積、診断を依頼する事をお勧めします。 2023年7月10日 更新
屋上防水材
長期修繕計画は必要?概要や周期の目安などを徹底解説【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

長期修繕計画は必要?概要や周期の目安などを徹底解説【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

マンションや集合住宅の管理において、長期修繕計画は欠かせない要素です。国土交通省が提示する「長期修繕計画作成ガイドライン」をもとに、各物件の特性や状況に合わせた計画を策定することが推奨されています。では、長期修繕計画の目的や内容、注意点について詳しく見ていきましょう。   1. 長期修繕計画の目的 長期修繕計画の主な目的は、マンションや集合住宅の適切な維持管理を確保することです。具体的な目的は以下の通りです。 将来の修繕工事と費用の予測: 長期的な視点で、建物や設備の修繕工事が必要な時期とその費用を予測し、備えること。 修繕積立金の設定の根拠: 修繕積立金を設定するための明確な根拠を提供すること。 修繕工事のタイミングを最適化: 修繕工事を適切なタイミングで実施し、建物や設備の機能性を維持すること。 住民への説明と納得: 修繕工事の内容や必要性について、住民に説明し、納得を得るための材料とすること。 計画的な修繕工事は、建物や設備の寿命を延ばし、住環境の品質を維持するために不可欠です。 2. 長期修繕計画の内容 具体的な修繕工事の内容は、建物や物件の特性によって異なりますが、一般的な修繕項目には以下のものがあります。 建築関連の項目: 屋根防水: 屋上やルーフバルコニーなどの防水工事。 床防水: バルコニーや共用廊下、階段の防水工事。 外壁塗装: 外壁やタイルの塗装、シーリングの打替え。 鉄部塗装: 手すり、フェンス、メーターボックスなどの設備の塗装。 建具・金物: 住戸玄関ドア、自動ドアなどの補修または取り替え。 共用内部: 共用部の廊下、集会室、事務所などの内部張替えや塗装。 設備関連の項目: 給水設備: 共用給水管、貯水槽、給水ポンプの更生、取替、補修。 排水設備: 共用雑排水管、排水ポンプなどの更生、取替、補修。 ガス設備: 共用ガス管の取り替え。 電灯設備: 共用部照明、配線器具、外灯、避雷針などの取り替え。 空調・換気設備: 共用部のエアコン、換気扇などの取り替え。 情報・通信設備: 電話配線、テレビアンテナ、インターネット、インターホン、オートロックなどの取り替え。 消防用設備: 消火設備、自動火災報知機などの取り替え。 昇降機設備: エレベーター内装、扉、機器の補修または取り替え。 立体駐車場設備: 自走式、機械式駐車場の補修または取り替え。 外構・その他: 外構・付属施設: 駐車場、歩道、側溝、塀、案内板、自転車置き場、ごみ置き場、植樹などの補修、取り替え、整備。 調査・診断、設計、工事監理費用: 大規模修繕工事前に行う調査や設計、監理に関する費用。 長期修繕計画作成費用: 長期修繕計画の定期的な見直しや点検、調査に関連する費用。 2-2. 修繕時期・周期の設定 長期修繕計画において、修繕工事の時期や周期の設定が重要です。一般的な目安として、外壁塗装や屋根・床の防水工事、タイル貼り補修、空調や換気設備の取替などの大規模修繕工事の周期は、国土交通省ガイドラインでは12~15年程度とされています。ただし、部位によっては5~7年から30年程度の幅があるため、物件の具体的な状況に合わせて柔軟に設定する必要があります。 3. 注意点 長期修繕計画は、変動要因が多く、定期的な見直しが不可欠です。計画が修繕箇所の追加や修繕積立金の変更といった変更がある可能性があることを認識しましょう。また、予測外の事象に備えるために余裕を持った資金計画を立てることも大切です。 長期修繕計画は、マンションや集合住宅の価値を維持し、住民の安心・快適な生活を支える重要なツールです。建物や設備の劣化を未然に防ぐために、計画的な修繕を行い、建物の寿命を延ばしましょう。 2023年6月25日 更新
修繕ひらまつのホームページをオープンしました【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

修繕ひらまつのホームページをオープンしました【名古屋市の大規模修繕・防水工事は修繕ひらまつ】

名古屋市・東海市の大規模修繕・マンション修繕専門店 修繕ひらまつのホームページをオープンいたしました! 大規模修繕、アパート・マンション修繕に関する豆知識やお得な情報、最新の施工事例など随時掲載してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。 2023年6月15日 更新
お知らせ

我社は、経営理念を『三方喜し』と定めています。お客様の要望を、我々修繕ひらまつが提案・手配・工事管理をして、HRF会の職人さんがその技を尽くして実現し、お客様に喜んで頂く。それが我々の喜びです。という想いで創りました。

三方喜しとは、お客様の希望を叶えることで“喜んでいただく”こと、工事を担当した職人が持てる技術を十分に発揮し“喜んで”仕事ができること、そして私たち修繕ひらまつはお客様に喜んでいただけることで、弊社の存在意義を実感できる“喜び”、いつもこれら三つの喜びがあるということです。

これからも「三方喜し」の理念のもと、お客様満足度NO.1を目指してまいります。

この度、名古屋市にショールームを構えさせていただきました。
是非、お気軽にショールームにお越しください。

株式会社平松建工
代表取締役 平松 利彦

大規模修繕・マンション修繕
専門ショールーム SHOWROOM ACCESS

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0120-38-7077 電話受付 10:00〜17:00(水曜日・祝日定休)
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